スペキャ鮭の留学ブログ2 留学準備編
こんにちは。スペキャ鮭です。
今日は留学の手続きについてお話しします!
私は大学が提供する留学プログラムに参加するという形でアメリカに行きますので、個人留学したい!という方にはあまり参考にならないかもしれません。
こちらが今年版の早稲田大学の留学の手引きです。
https://www.waseda.jp/inst/cie/assets/uploads/2021/03/2021-2022_tebiki_jp.pdf
これ読めば流れと必要なものはわかりますが、このブログ内では私の感想も交えて大体の時系列順でお話しします。
- 2020年5~6月(1年次春学期)
- 2020年7~8月(1年次春学期〜夏休み)
- 2020年10~11月(1年次秋学期)
- 2021年1~3月(1年次秋学期〜春休み)
- 2021年5~6月(2年次春学期)
- 2021年10~11月(2年次秋学期)
- [反省]
まず、
2020年5~6月(1年次春学期)
・留学プログラムを眺め、目星をつけておく
・出願に必要な条件を確認!条件達成のために勉強しましょう。
大体どこに行きたいかの目星をつけ始めました。早稲田大学の留学センターで提供プログラムを見ることができたので、こんなところもあるんだな〜って感じで眺めていました。
留学に出願するためにTOEFLという英語の試験結果を提出するのですが、留学先によって必要な点数が変わってきます。例えばケンブリッジ大学なんかは110点(試験は120点満点)くらい取らないと出願できず、純ジャパの私は戦慄しました。この試験、1回約30000円とボッタクリお高めの値段設定なっていますので、一回で目標スコアを達成できるように入念に準備し、早めに受験の申し込みをしましょう。
しかし、この点数を満たしたからと言って必ず希望する大学に留学できるわけではなく、一定以上のGPA(評定平均)と、志望理由書も必要になります。
志望理由書にはこんなことを書きます。
1.興味のある学術分野と絡めて、あなたが留学を目指す目的を説明しなさい。(800〜1200字)
GPAはちゃんと授業に出てレポートを書いて普通にしていれば悲惨なことにはなりません。国際教養学部にはICCIEという留学準備講座があり、大学の紹介や志望理由書の添削をしてくれるので、その授業を活用するのもいいかもしれません。
2020年7~8月(1年次春学期〜夏休み)
・出願の準備!書類準備は早めに
この時期にTOEFLを受験したり、期末期間なのでテスト対策やレポートに取り組みました。
GPAは8月上旬に出ます。自分の数字を確認して、応募できそうなプログラムを確認すると良いです。
2020年10~11月(1年次秋学期)
・出願、結果を待つ
第10希望まで出願できます。プログラムによって定員があるので、第10まで埋めておきましょう。うろ覚えですが、私は第1〜6をアメリカの大学、それ以下はカナダやイギリスの大学で埋めました。期限内に必ず手続きをしましょう。大体12月ごろに結果が出ます。その後は基本的に指示に従って書類を出したり説明会に参加したりします。
2021年1~3月(1年次秋学期〜春休み)
・必要書類提出
この時点でパスポートや英文残高証明書(銀行から発行される口座の残高が書かれた文書、発行までに約1週間かかる)などを提出します。まずパスポートを作るのに戸籍抄本や住民票のコピーなんかが必要でした。マイナンバーカードがあればコンビニで取得できます。パスポート作成は大体2週間くらいかかりました。ここでは現地大学に提出する志望理由書も提出します。現地大学に提出するのでもちろん英語で書きます。大学で発行される成績証明書も必要です。思ったより準備するものが多く、期限ギリギリの提出になってしまいました。
2021年5~6月(2年次春学期)
・ハプニング発生
コロナの情勢を鑑み、卒業要件の緩和(※前回お話ししました)の正式発表と、今年の留学プログラムの全面中止の方針が発表されました。有志の学生中心となり署名を集めたり留学センターにメールを送ったりするなどしてなんとか全面中止は撤回してくれましたが、留学センターが学生に示した選択肢は
1)予定通り9月から「自己責任で」留学、
2) 2021年9~12月はオンライン留学、2022年1月から半年間の「自己責任」留学、
3)今年は留学を辞退する
の3つでした。周りは1を選ぶ人が多かったようにも思いますが私は2を選びました。
今回は「特別措置」という形で留学をすることに決まったので、1.と2.を選んだ学生は、どうしても行きたい理由を示した作文を提出しました。正直今までで一番面倒だった...だってこれ自分で全部調べて書かないといけないんです。
内容は↓
1. 2022年春海外派遣留学において、自身が留学先に渡航してプログラムに参加する高い必要性と緊急性を説明して下さい。 (オンラインによる留学参加や2022年秋以降に延期するのではなく、この春に渡航して学ばないといけない強い理由を自分の言葉で書いてください。)(800~1200字)
2. 渡航先への入国、留学先大学への到着時、対面授業受講時等におけるコロナ対策必須要件(ワクチン接種 義務化や定期的な PCR 検査など具体的に)を記載してください。 以下について必ず触れてください。 <国・地域: 都市名: 大学名>
ちょうどこの時期に英検を受験していたので「この忙しい時期にこんな作文書いてられっか!」となりました。英検に受かってから自信持って海外に行きたかったのと、デルタ株が蔓延し始めていて怖かったのと、「今からビザとか絶対間に合わねぇだろ!」と判断し渡航は先延ばし。
2021年10~11月(2年次秋学期)
・「主体的に」書類の準備
この時期に先ほどの作文を完成させるのと同時並行でF-1(学生)ビザ取得、航空券を予約、ワクチンパスポートを取得、海外で使えるSIMカードを申し込み、留学保険の申し込み、スーツケースや留学に必要な日用品の購入、現地で使えるデビットカードの作成などを進めました。一番面倒だったのはビザ取得。Webで情報を入力するのですが、質問責めにされる。「どこ住み?」「両親は?」「てかメアド持ってる?」「Twitterアカウント教えてよ笑」「テロ組織と関わったことある?笑」などの質問に3時間くらいかけて答えていき、I-20(現地大学からもらった入学許可証)と質問に答え終わった後にプリントする紙、ビザに使う証明写真、パスポートなんかを同封してアメリカ大使館に送付します。1週間ちょっとで届きました。オンライン留学と同時並行での準備だったので、そこそこ大変でした。国際免許を取得しようか迷ったのですが、左側通行もまだ(運転技術が)怪しいのに右側通行で運転できる自信がなかったので、今回はやめておきました。身分証として使えるらしいので、パスポートを持ち歩きたくない人は国際免許を取るのもいいかもしれません。
最後に準備する上で反省点を書いておきましたので、ご参考までに。
[反省]
・提出した書類一式はコピーを取って控えておく
・状況がコロコロ変わるからこまめに確認
・準備は早めに済ませる(書類を取り寄せたり送ったりするのに何かと時間がかかる!)
・証明写真は多めに用意しておこう!(何かと使う)
以上が、留学準備編になります。ここまでかなり長々と書いてしまいました...本当に大変だったし...。今回はパンデミックの中での留学となるので、平常時より準備するものが多かったです。わりと当たり前のことしかアドバイスできませんが、余裕を持って書類を準備し、期限内に提出!これが一番大事です。
いよいよ出発日が近づいてきてワクワクしてきました。
次回は荷造りか、初めての国際線のお話をするつもりでいます。
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ここまでお読みいただきありがとうございました。