ryuugakusalmonのブログ

カリフォルニア大学リバーサイド校での半年間の留学体験記

初めての国際線

こんにちは!いつの間にか年が明けてしまいました。スペキャ鮭です。

 

先日ついにアメリカに到着しました!慣れないことだらけですが毎日元気に過ごすことができています。

 

今回は、初めて乗った国際線(羽田空港→ロサンゼルス空港)についてのお話をします!

乗ったことある人は「あぁ〜そんな感じだよね〜」って感じで読んでください。

 

 

 

1. 羽田空港 国際線ターミナル(第3ターミナル)

着いてまず目に入ったのは、なんか江戸っぽい橋!!!

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江戸時代の旅の起点「日本橋」のレプリカだそうです。

コロナ前まで外国人観光客がたくさん来たから、その人たち向けに作ったのかな?着いた瞬間に日本を実感できて楽しいですね。

日本橋の近くには江戸っぽい街並みのレストラン街(コロナでほとんどが臨時休業状態)がありました。帰国する頃にはやってるといいなぁ。

チェックインに少し並びましたが、それでも空港はこの写真を見て分かるようにガラガラでした。

荷物は107Lのスーツケースと、ボストンバック。スーツケースは規定の重量(23kg)ギリギリでした。ボストンバックには日本食(サトウのご飯、肉を使っていないインスタントラーメン、日本のお菓子、緑茶ティーバッグ...)などを詰めました。

 

2. 腹ごしらえ ~出発前最後の日本食~

着いたのが14時頃だったので、チェックイン後、見送りに来てくれた両親と空港内のレストランでお蕎麦を食べました。お蕎麦はもちろん蕎麦湯も美味しい...アメリカじゃ飲めないだろうなぁ...親子丼も食べれないだろうなぁ...としんみりしつつ、味わって食べました。

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3. 空港内探検

ご飯を食べた後に、空港内をフラフラ回りました。

展望デッキに行ったり、日本橋で記念撮影したり、絵馬の自販機を見つけたり...

税関コーナー(?)もあって、没収された日本のアニメの海賊版DVDなどがずらりと並んでいました。税関クイズもできて楽しかった。

チェックインまで時間を潰す方法はたくさんあるので、早めに空港に到着するのがいいですね。

 

4. チェックイン〜飛行機

チェックインからは一人です。両親と別れる時ちょっと泣きそうになりました。

荷物検査を終え、いざ出国。

空港はあんなに空いていたのに、出国ゲートを過ぎたら人で溢れかえっていました。皆どこかから経由して来ているのかな?

15分ほど並んでようやく搭乗、乗車率(搭乗率?)ほぼ100%。周りを見ると白人の方からアジア系の方、ターバンを巻いた方など、色々な人がいましたが、ぱっと見日本人は少なかったように思います。ちなみにJALを利用しました。

離陸が夕方だったので、夜景がとても綺麗でした。

 

5.機内

機内食は2回出ました。両方とも美味しかったです。

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夕食。牛肉のしぐれ煮、味噌汁、サラダ、ハーゲンダッツのプリン味

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TANITAコラボの朝食。豆腐ハンバーグとご飯のあんかけ、抹茶プリン。

飛行機では寝ようと思っていたのですが、緊張からほとんど眠れず。映画(「龍とそばかすの姫」)を見たり、お笑い番組(エンタの神様)を見たり、フライト情報(目的地までの距離、飛行機の時速などを見れる)を眺めたりして過ごしていました。友達から「飛行機から見る朝焼けが綺麗」と聞いていたのですが、私の隣に座っていた親子がカーテンを閉めてしまったので、見ることができませんでした。帰りは窓際の席を取ります。

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朝焼けではないがお手洗いに立った時に非常口の窓から撮影した景色。
6. 着陸〜入国審査

現地時間10:00頃に到着。特に遅延もなくスケジュール通りのフライトでした。

留学前に一番心配だったのが入国審査。だってモゴモゴしてたら別室に連れて行かれて尋問されるって聞いたから!機内でイメトレしまくってました。

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Welcome to The United States. エスカレーターを降りると入国審査。

 

そして、いざ私の番。大丈夫だ私、係の人怖そうだけど堂々としてろ!

あんなに色々イメトレしたのに、聞かれたのは

・入学許可証に書かれた寮の住所はこの大学の近くなの?

・食べ物持ち込んでる?

こ の 二 点 だ け。

えっ、渡米目的とか滞在期間とか滞在中の費用のこととかは聞かないの!?って拍子抜けするくらいシンプルでした。最後に指紋をスキャンし入国審査終了。思ってたより全然簡単じゃ〜ん!!!

入国審査を終えたら、カルーセル(でっかい回転寿司みたいなところ)で荷物を受け取って、日本のスタッフの方に手配してもらったタクシードライバーの方と合流し、寮まで一時間ほど運転してもらいました。寮についてすぐ爆睡。

 

 

以上が、羽田空港〜寮までのざっくりした流れでした。初めてなのに一人だったのでかなりアタフタしていましたが、特に大きな問題もなく到着できてよかったです!

現地での生活を楽しみたいと思います!

 

次回は[アメリカで見かけた動物たち]か、[自炊事情]について書きます!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

スペキャ鮭の留学ブログ2 留学準備編

こんにちは。スペキャ鮭です。

今日は留学の手続きについてお話しします!

 

私は大学が提供する留学プログラムに参加するという形でアメリカに行きますので、個人留学したい!という方にはあまり参考にならないかもしれません。

 

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こちらが今年版の早稲田大学の留学の手引きです。

https://www.waseda.jp/inst/cie/assets/uploads/2021/03/2021-2022_tebiki_jp.pdf

これ読めば流れと必要なものはわかりますが、このブログ内では私の感想も交えて大体の時系列順でお話しします。

 

 

 

まず、

2020年5~6月(1年次春学期) 

  ・留学プログラムを眺め、目星をつけておく

  ・出願に必要な条件を確認!条件達成のために勉強しましょう。

大体どこに行きたいかの目星をつけ始めました。早稲田大学の留学センターで提供プログラムを見ることができたので、こんなところもあるんだな〜って感じで眺めていました。

留学に出願するためにTOEFLという英語の試験結果を提出するのですが、留学先によって必要な点数が変わってきます。例えばケンブリッジ大学なんかは110点(試験は120点満点)くらい取らないと出願できず、純ジャパの私は戦慄しました。この試験、1回約30000円とボッタクリお高めの値段設定なっていますので、一回で目標スコアを達成できるように入念に準備し、早めに受験の申し込みをしましょう。

しかし、この点数を満たしたからと言って必ず希望する大学に留学できるわけではなく、一定以上のGPA(評定平均)と、志望理由書も必要になります。

志望理由書にはこんなことを書きます。

1.興味のある学術分野と絡めて、あなたが留学を目指す目的を説明しなさい。(800〜1200字)

2.留学したい大学の志望理由を書きなさい。(400800字)

GPAはちゃんと授業に出てレポートを書いて普通にしていれば悲惨なことにはなりません。国際教養学部にはICCIEという留学準備講座があり、大学の紹介や志望理由書の添削をしてくれるので、その授業を活用するのもいいかもしれません。

 

 

2020年7~8月(1年次春学期〜夏休み)

  ・出願の準備!書類準備は早めに

この時期にTOEFLを受験したり、期末期間なのでテスト対策やレポートに取り組みました。

GPAは8月上旬に出ます。自分の数字を確認して、応募できそうなプログラムを確認すると良いです。

 

 

2020年10~11月(1年次秋学期)

  ・出願、結果を待つ

第10希望まで出願できます。プログラムによって定員があるので、第10まで埋めておきましょう。うろ覚えですが、私は第1〜6をアメリカの大学、それ以下はカナダやイギリスの大学で埋めました。期限内に必ず手続きをしましょう。大体12月ごろに結果が出ます。その後は基本的に指示に従って書類を出したり説明会に参加したりします。

 

 

2021年1~3月(1年次秋学期〜春休み)

  ・必要書類提出

この時点でパスポート英文残高証明書(銀行から発行される口座の残高が書かれた文書、発行までに約1週間かかる)などを提出します。まずパスポートを作るのに戸籍抄本や住民票のコピーなんかが必要でした。マイナンバーカードがあればコンビニで取得できます。パスポート作成は大体2週間くらいかかりました。ここでは現地大学に提出する志望理由書も提出します。現地大学に提出するのでもちろん英語で書きます。大学で発行される成績証明書も必要です。思ったより準備するものが多く、期限ギリギリの提出になってしまいました。

 

 

2021年5~6月(2年次春学期)

  ・ハプニング発生

コロナの情勢を鑑み、卒業要件の緩和(※前回お話ししました)の正式発表と、今年の留学プログラムの全面中止の方針が発表されました。有志の学生中心となり署名を集めたり留学センターにメールを送ったりするなどしてなんとか全面中止は撤回してくれましたが、留学センターが学生に示した選択肢は

1)予定通り9月から「自己責任で」留学、

2) 2021年9~12月はオンライン留学、2022年1月から半年間の「自己責任」留学、

3)今年は留学を辞退する

の3つでした。周りは1を選ぶ人が多かったようにも思いますが私は2を選びました。

今回は「特別措置」という形で留学をすることに決まったので、1.と2.を選んだ学生は、どうしても行きたい理由を示した作文を提出しました。正直今までで一番面倒だった...だってこれ自分で全部調べて書かないといけないんです。

内容は↓

 

1. 2022年春海外派遣留学において、自身が留学先に渡航してプログラムに参加する高い必要性と緊急性を説明して下さい。 (オンラインによる留学参加や2022年秋以降に延期するのではなく、この春に渡航して学ばないといけない強い理由を自分の言葉で書いてください。)(800~1200字)

2. 渡航先への入国、留学先大学への到着時、対面授業受講時等におけるコロナ対策必須要件(ワクチン接種 義務化や定期的な PCR 検査など具体的に)を記載してください。 以下について必ず触れてください。 <国・地域: 都市名: 大学名>

3. 渡航先の状況を確認した上で、自身の安全確保策を具体的に記載してください。
4. 渡航およびプログラム参加にあたっての留学先大学でのワクチン接種の扱いについて選択してください。(義務・推奨・必要なし から選択)
5.渡航先の国・州・大学・航空会社等が求める必須要件を(ワクチンや PCR 検査。いつまでに何が必 要か)を具体的に記載してください。 ※ 根拠となる URL などをそれぞれの要件に合わせて記載 すること。
6. 必須要件に対する自身の対応策・行動計画(必須要件がない場合は、自分としての感染対策)を記載してください。 (300~500 字) ※「マスクをする」といった当たり前の一般論ではなく、現地の状況に合わせた適切な対策を具体的 に記してください。
7. 渡航先の状況を確認した上で、感染した場合の対応策を具体的に記載してください。
 
 

ちょうどこの時期に英検を受験していたので「この忙しい時期にこんな作文書いてられっか!」となりました。英検に受かってから自信持って海外に行きたかったのと、デルタ株が蔓延し始めていて怖かったのと、「今からビザとか絶対間に合わねぇだろ!」と判断し渡航は先延ばし。

 

 

2021年10~11月(2年次秋学期)

  ・「主体的に」書類の準備

この時期に先ほどの作文を完成させるのと同時並行でF-1(学生)ビザ取得、航空券を予約、ワクチンパスポートを取得、海外で使えるSIMカードを申し込み、留学保険の申し込み、スーツケースや留学に必要な日用品の購入、現地で使えるデビットカードの作成などを進めました。一番面倒だったのはビザ取得。Webで情報を入力するのですが、質問責めにされる。「どこ住み?」「両親は?」「てかメアド持ってる?」「Twitterアカウント教えてよ笑」「テロ組織と関わったことある?笑」などの質問に3時間くらいかけて答えていき、I-20(現地大学からもらった入学許可証)と質問に答え終わった後にプリントする紙、ビザに使う証明写真、パスポートなんかを同封してアメリカ大使館に送付します。1週間ちょっとで届きました。オンライン留学と同時並行での準備だったので、そこそこ大変でした。国際免許を取得しようか迷ったのですが、左側通行もまだ(運転技術が)怪しいのに右側通行で運転できる自信がなかったので、今回はやめておきました。身分証として使えるらしいので、パスポートを持ち歩きたくない人は国際免許を取るのもいいかもしれません。

 

 

 

最後に準備する上で反省点を書いておきましたので、ご参考までに。

[反省]

・提出した書類一式はコピーを取って控えておく

・状況がコロコロ変わるからこまめに確認

・準備は早めに済ませる(書類を取り寄せたり送ったりするのに何かと時間がかかる!)

・証明写真は多めに用意しておこう!(何かと使う)

 

 

 

以上が、留学準備編になります。ここまでかなり長々と書いてしまいました...本当に大変だったし...。今回はパンデミックの中での留学となるので、平常時より準備するものが多かったです。わりと当たり前のことしかアドバイスできませんが、余裕を持って書類を準備し、期限内に提出!これが一番大事です。

 

いよいよ出発日が近づいてきてワクワクしてきました。

次回は荷造りか、初めての国際線のお話をするつもりでいます。

Twitter@Bishoujo_Salmonの質問箱や、このブログのコメント欄にて、リクエストなど受け付けております!

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

スペキャ鮭の留学ブログ1 自己紹介編

初めましてこんにちは!

 

この度、留学体験記を書くことを決意したスペキャ鮭(スペキャざけ)というものです。

 

私は2021年12月〜2022年6月の半年間、アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校という場所に留学をします。(2021年9~12月まで、オンライン留学をしています。)

カリフォルニア大学というと、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を連想する人がいるかもしれませんが、そのUCLAの系列校の一つです。リバーサイドだけでなく、アーバインバークレーなどにも系列校があります。

場所は...

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カリフォルニア州ロサンゼルス郊外に位置する大学です。

カリフォルニアのディズニーランドや、大谷翔平選手が所属するエンゼルスのスタジアムがあるアナハイムという街から車で約1時間の場所にあります。

ちなみに、今回が私にとって人生初めての留学です。出発まであと1週間弱ですが、期待と緊張と不安が入り交じっています。

 

このブログでは、

  ・留学準備

  ・オンライン留学について

  ・現地の生活・授業

などについて書いていこうと思っています。

「留学しようと思ってるけどどうしよう...?」「留学したいけど何すればいいの?」「海外ってどんな感じ?」と感じている人のお役に立てれば幸いです。

ブログを書くのも人生で初めてなので、文章がグチャグチャの部分があるかもしれませんが、温かい目で見守ってください。

 

これが初めての記事なので、今回は簡単に自己紹介と留学のきっかけについて簡単に書いていきます。そんなに面白いものでもないと思いますが。

 

1. 自己紹介

名前:スペキャ鮭 

2002年生まれ、現在19歳の大学二年生。早稲田大学 国際教養学部に所属しています。

今までで一度も留学経験のない、いわゆる"純ジャパ"です。

大学では「紅茶研究会」に所属しています。ダージリンのファーストフラッシュという種類の茶葉が個人的に好きです。すごくいい香りがします(ちょっと高いけど)。

2歳半から英語を勉強し(させられ?)、中学受験をし、都内の女子校に中高6年間通いました。高校の進路選択では私立文系を選択し、日本史を履修しました。中高で部活など大したことはやっていませんでした。かと言ってハイパーガリ勉だったわけでも、何かの研究に打ち込んでいたわけでもありません。

最近になって英検1級と自動車免許(AT限定)を取得。

趣味はゲーム(スプラトゥーン2/あつ森)や、ディズニー映画を見ること、絵を描くことなどです。美術館とか博物館に行くのも好きです。最近は国立科学博物館の「大英博物館ミイラ展」へ行きました。

 

 

2. 留学のきっかけ

私の所属する早稲田大学国際教養学部は、卒業要件として「一年間の留学」を掲げています。要は留学しないと卒業できません。

(昨年度と今年度は新型コロナウイルスの状況を受けてこの卒業要件は免除(緩和?)されており、「一年または半年間の留学を経験することが望ましい」となっています。)

元々「留学行きたーい!」とそこまで強く思ってはいなかったのですが...

カリフォルニアに留学する理由としては、

 「これからの時代に必ず求められる英語力をより磨いていきたい!」

 「就活を有利に進めたい!」

 「せっかく国際教養学部に入ったんだし英語ベラベラになりたい!」

が建前、本音は

「寒い地域は無理」「初めての留学だしアメリカなら間違いなさそう」「あわよくば本場のディズニーランドに行きたい」

です。

(私みたいに「ここに行きたい!これがしたい!」みたいな明白な希望がなければこんな感じで留学先を選んでみるのもいいんじゃないでしょうか...ただし学べる内容は大学によりけりなので大学のプログラム要項を確認する必要があります。)

 

 

以上が、私の簡単な自己紹介と留学のきっかけについてでした。

次のブログでは、留学っていつ頃からどんな感じで応募するの?何が必要なの?なんでオンライン留学?などについて書いていく予定です。このブログ使い慣れていないので次回掲載まで気長にお待ちください。

Twitter→@Bishoujo_Salmon

質問箱にて、リクエストや質問などを募集しております。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。